熱 Heat(英)/Chaleur(仏)/Calore(伊)/Wärme(独) 冷気 Chill(英)/Froid(仏)/Freddo(伊)/Kühle(独) |
伝導: | 物質の移動を伴わずに、熱エネルギーが高い方から低い方へ移動すること。 |
対流: | 運動の激しい分子はその運動により上方へ移動し、逆は下方に沈殿する。 その作用によって熱エネルギーが物質と共に移動すること。 |
放射: | 電磁波(光)によって熱エネルギーが移動すること。 これにより太陽の熱が地球に届くように、間に物体のない真空中でも熱が伝わる。 この際の光は温度が高くなるにつれ赤→黄色→白→青白→青と、暖色から寒色へと変遷していく。 これを色温度といい、光を放つ物質によってここに別の色味が加味される。 |
温度(℃) | 補記 | |
冬の南極点 | -60℃ | ボストーク基地の-89.2℃が観測史上最低。 大陸の端の方では夏は0℃強まで上がる。 |
冬の北極点 | -40℃ | 北極圏の夏の最高気温は10℃。 |
水が凍る温度 | 0℃ | 純水で1気圧下の場合。なお凍る際に一度4℃まで上昇する。 |
最高気温の記録 | 58.8℃ | イラクのバスラ(1,921)。 |
1秒で火傷 | 65℃ | 45℃以上で火傷の可能性。 |
水が沸騰する温度 | 100℃ | 純水で1気圧下の場合。 |
揚げ油の発火温度 | 370℃ | |
マグマ | 1,000℃ | 800〜1,200℃。 |
炭化水素の火 | 1,200℃ | ろうそくや焚き火などいわゆる「ものを燃やした火」。 中心は600℃。先端が1,400℃。 |
鋼鉄の融点 | 1,400℃ | |
鉄の融点 | 1,500℃ | |
黒色火薬(〜1,785) | 1,700℃ | 硝酸カリウム+炭+硫黄。 |
都市ガスの火 | 1,800℃ | |
黒色火薬(1,786〜) | 2,200℃ | 上記+塩素酸カリウム。 |
ニトログリセリン | 4,000℃ | |
原爆 | 5,000℃ | 広島型で3,000〜6,000℃と推測。 |
太陽の表面 | 6,000℃ | |
蛍光灯 | 1万℃ | 内部のプラズマ。 |
雷 | 2〜3万℃ | |
最も熱い恒星 | 5万2千℃ | HD93129。 |
5億2千万℃ | 日本原子力研究所、臨界プラズマ試験装置「JT-60」(1,996)。 | |
高温の最高記録 | 4兆℃ | 理化学研究所ほか、重イオン衝突型加速器による金原子同士の衝突(2,010)。 |