[トップ][もどる]
エネルギー(独)/エナジー(英)
Energy(英)/Énergie(仏)/Energia(伊)/Energie(独)

 物理学において、仕事ができる能力の総称。電気磁力引力(質量)など。
しかしファンタジーにおいてエネルギーというと、これらとはまた別の属性の存在として狭義されます。
その場合の「エネルギー」とは、「を伴った何か」を指します。
これは気(オーラ)と同定されたり、(電気)もその一種とされることもあります。

 気は中国の概念ですが、類似の概念は古く世界中に存在します。
多少の差異こそありますが、そのいずれも「大気中に存在」し、「呼気によって体に取り込まれる」という点で一致します。
この気はそのまま体外に放出したり、何らかの形に固定することも可能とされます。
 なお中国の気には良い気と悪い気(邪気)とが存在し、両者をぶつけると対消滅するとされます。
この概念を反映させた場合はエネルギー属性ではなく、聖属性と邪属性とに更に分けられます。

 科学的には、プラズマが近い概念となるでしょうか。
プラズマとは固体、液体、気体に続く物質の形態で、電子が分離した状態のことを言います。
身近なものでは蛍光灯の光源がこれで、このプラズマは磁場を与えることで渦などに形状を変化させることもできます。
例えばオーロラは地球の磁場に太陽からのプラズマが当たって起こる発光現象ですが、つまりこのようなことが可能というわけです。