雷(いかづち)/雷電/落雷/厳つ霊(/雷槌)/霹靂 Thunderbolt(英)/Foudre(仏)/Fulmine(伊)/Donnerkeil(独) 稲妻/稲光/雷光/電光/稲魂 Lightning(英)/Éclair(仏)/Lampo(伊)/Blitz(独)/Blitzstrahl(独) 雷(かみなり)/雷鳴/神鳴り/鳴る神 Thunder(英)/Tonnerre(仏)/Tuono(伊)/Donner(独) 雷雨 Thunderstorm(英)/Orage(仏)/Temporale(伊)/Gewitter(独) |
用語 | 対象 | 補記 |
雷鳴 | 音 | 雷の音。 |
雷(かみなり) | 「過去10分以内に雷電(音+光)または雷鳴(音)があった状態」を表す気象用語。 つまり音必須。光はあってもなくても良い。 「かみなり」は「神鳴り」が語源で、神が鳴らす轟音。 | |
稲妻/稲光 | 光 | 稲が育つ時期に頻繁に見られたことから、雷が稲の成長を助け、また黄金色の素になっていると考えられていた。 よって雷を「稲の夫」とし、稲妻と呼ばれるようになった。 「いなづま」が正だが、現代仮名使いの「いなずま」も許容される。 |
雷電 | 音+光 | 雷の音と光。 |
雷(いかづち) | 「神の怒り」を意味する「厳つ霊」が語源。 「いかづち」が正だが、現代仮名使いの「いかずち」も許容される。 | |
霹靂 | 「霹」「靂」いずれも「いかづち」を意味する言葉。それが連なった状態。激しい雷。 | |
落雷 | 現象 | 対地放電(地上に落ちる)を伴う雷。 これに対し雲の中でのみ起こる雷は「雲放電」。 |
(雷槌) | − | その語感から雷神の持つ槌、特に北欧神話のミョルニルの訳語として用いられることが多いが、雷を意味する正式な語ではない。 ただし完全な造語というわけでもなく、語自体は縄文時代の男性器型石棒を示す呼称「雷槌(らいつい)」が江戸時代から存在する。 |
(雷撃) | − | 魚雷攻撃。雷とは無関係。 |
雷雨 | 雷+風雨 | 激しい風と雨を伴った雷。 |