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オリハルコン
Orichalcum(英)/Orichalque(仏)/Oricalco(伊)/Oreichalkos(独)

 アトランティスにおいて主に建物などの装飾用に用いられていたとされる架空の金属で、稀に宝石という説も。
Oros(山)」+「Chalkos(銅)」の意で、「自然にできた青銅(合金(人工的なもの))→有り得ないもの」という意味を暗に含んでいるとされます。
また後にローマにて「Auri(金)」+「Chalcum(銅)」とも解釈され、金と銅の合金(赤銅)であるとも言われます。

 性質等は後の時代による後付けとなりますが、比重2.7のアルミニウムよりも軽く、硬度は諸条件により変化し、の色をしているとされます。
正体については諸説あり、先の赤銅のほか、原文の通りの青銅(銅+)、黄銅(=真鍮。銅+鉛)、黄銅鉱(銅、硫黄の鉱石)など。
 変り種では、琥珀という説もあります。
金属ではありませんが、色、比重(1.08)、硬度(天然のままでは軟らかく、人工樹脂を加えることで硬化)のいずれの条件も満足するのはこれらの中では琥珀だけで、また、装飾用という用途とも違和感がありません。


 余談ですが、『竹内文書』(※1)に登場する「緋緋色金(ヒヒイロカネ)」という金属が、このオリハルコンと同一だとする説があります(※2)。
緋緋色金は比重が金よりも少し軽い程度の太陽のように輝く金属で、純粋なものほど軟らかく、合金ではダイヤモンドよりも硬くなるとされます。
なお緋緋色金と同じでも、色が青いものは「青生生魂(アボイタカラ)」と呼ばれます。

※1茨城県磯原の竹内家に伝わる古文書。
世界中の伝説をかけあわせて作られた空想科学読本で、日本最大の偽書
日本人は古代大陸からの移民で、日本は世界中を統べていて、キリストなどの歴史的人物らが日本に渡っていたなどの内容。
※2日ユ同祖論者酒井勝軍(1,874〜1,940)による自説。