[トップ][もどる]
金/黄金
Gold(英)/Or(仏)/Oro(伊)/Gold(独)/Aurum(ラテン)

 金色に輝く美しい外見を持つ貴金属。
腐蝕しないためそのままの状態で採掘でき、極めて柔らかいため加工も容易
これらの特性から最も古くから人類に利用されてきた金属で、装飾品や金箔、貨幣などに。
現存する最古の加工品は紀元前4,600年〜4,300年頃のブルガリアの副葬品

 金は柔らかすぎるのと重過ぎるのがネックで、そのため通常は合金にして用いられます。
純度を表す単位は2通りあり、「カラット」はn/24。例えば18金(K18)であれば18/24=0.75なので75%の金。
「パーミル」(‰、千分率)はパーセントのx10。75%の金なら750‰。

 創作物では黄金製の武具も珍しくありませんが、大抵は値段が高いだけのゴミ性能。
中にはそれなりに使える例もありますが、その場合は純度が低いか金めっきであると考えられます。
なお現実でも黄金製の武具は存在しますが、あくまで権威を象徴するためのお飾りであり、実用性はやはり皆無。