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重力
Gravity(英)/Gravité(仏)/Gravità(伊)/Schwerkraft(独)

 万有引力(Gravitation)の別称、またはその座標における引力、遠心力慣性などの合力

 万有引力とは、物質同士が引き合う力のこと。
現在定義されている「4つの力」の内の1つで、すなわち他の3つである「磁石や電磁石の引力・斥力」「ベータ崩壊(核分裂)を起こす斥力」「陽子・中性子の材料であるクォーク同士を結合させる引力」以外の引力のこと。
未発見の粒子「グラビトン」によって発生する力と現在仮定されており、それぞれの物質が持つ質量によって力の強さが決まっています。
その質量の発生メカニズムについては現在のところ不明。

 一般に「重力」といった場合は、その座標における負荷のことを指します。
例えば「地球の重力」の場合は、地球の引力と自転による遠心力との合力となります。
遠心力は赤道に近くなるほど強くなるので、その分だけ重力は弱まっていくことになります。
一方「G(Gravity)がかかる」といった場合の重力は、上記重力に加え乗り物などの加速による慣性を含めた合力となります。