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鉱山 Mine(英)/Mine(仏)/Miniera(伊)/Bergwerk(独) |
リサイクル以外では地表または地底からしか得られない資源を採掘するための場所。
広義で
炭鉱、
石切り場、
油田、ガス田なども含みますが、狭義では鉱石を採掘する場所として定義されます。
なお本項では、後者の鉱山として説明を行います。
世界最古の鉱山は、紀元前41,000年頃のスワジランドの「
Lion Cave」と見られています。
ここからは
赤鉄鉱が採掘されており、赤い
顔料として利用されていました。
有史以降ではエジプト原始王朝時代(紀元前3,500〜紀元前3,100)にヌビアで
金の採掘が、紀元前3,000年頃のキプロスでは
銅の採掘がそれぞれ始まっています。
なお単に拾うなどで得られた鉱石を加工するということはこれ以前からも行われており、それによる
装飾品なども存在する点に注意。
鉱物を採掘する鉱山では地下深くから採掘することが困難ということもあり、現在その98%が地表付近から採掘する方法となっています。
仮に地下深くに
鉱床があると分かっている場合でも、上記の理由によりそのまま
休山となります。
休山となった鉱山は将来地下深く掘れる技術が開発される可能性があるためにそのまま維持管理。
閉山となった鉱山は
土砂で埋め戻すか、そうでない場合は
湖となったり、
地盤沈下の原因となったりします。