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湖/水海淡海
Lake(英)/Lac(仏)/Lago(伊)/See(独)

 内陸にある比較的大きな水溜まりで、でも池でもないもの。
三者の区別は曖昧で、定義は国や時代により異なります。
また明らかに湖ではないと思われるものでも、伝統的に湖と呼ばれることもあります。

 現在の日本では水深5〜10m以上の水域と大まかに定義されており、それにより水質が比較的綺麗なものが「湖」。
水深が浅いなどで濁っていたり、水域内にも植物が繁茂したりしているものが「」。
そして浅いにも関わらず濁っていないか、または人工的に作られた水域を「池」と呼んでいます。

 日本ではかつては「水海」の字を充てたことからも分かるように、淡水で海のように広い水域をそのように呼んでいました。
しかし海や岩塩が近くにあるなどで形成される塩湖の例もあり、淡水かどうかで判断することはできません。