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エレクトラム Electrum(ラテン)/Electrum(英)/Électrum(仏)/Elettro(伊)/Elektron(独) |
主に
金と
銀で構成される合金。自然金。
液体であるという理由から
水銀の代わりに古代の七金属に数えられることのあるもので、その名の通り古代から人類に利用されてきた金属の1つ。
金と
銀を分離する技術のない時代から利用でき、かつ分離したそれらより高い強度を得られることから主に
貨幣の材料として。最古の用例で紀元前625〜紀元前600年頃のリディアにて。
しかし
金と
銀の割合を意図的に操作し純度の高いそれと交換して利益を上げるという行為が次第に問題となっていきました。
語は「
琥珀」を意味するギリシア語「
Ἤλεκτρον」からで、色味が似ていたことに由来します。
「電子」を意味する英語「
Electron」に似ていますがこちらも語源を同じくし、こすると
静電気が発生することから。