[トップ][もどる]
チョコレート
Chocolate(英)/Chocolat(仏)/Cioccolato(伊固形)/Cioccolata(伊液体)/Schokolade(独)

 カカオ豆を醗酵焙煎したものを主原料とし、それらを練り固めて作られるキャンディ状の食品。
カカオ分からココアバターを除いたもの(ココアパウダー)を牛乳などで溶かした飲み物は「ココア」、単にチョコレートを溶かしただけの飲み物は「ホットチョコレート」と呼称します。
ただし外国語圏では特に区別されず、まとめて後者で呼ばれます。

 チョコレートは1,800年代前期(1,826(伊)/1,839(独)/1,847(英))に固形化されるまで飲み物として扱われます。
飲料としてのチョコレートの記録は紀元前1,900年頃のマヤ文明(現在のメキシコ南東部)の壁画などに見られ、唐辛子やバニラなどと混ぜて薬として服用するほか、カカオ豆が通貨として使用されていたことも判っています。

 語源はナワトル語で「苦い」を意味する「Xococ」と「水」を意味する「Ātl」で、16世紀にマヤ文明を滅ぼしたスペイン人によるそれらの合成語「Xocolātl」とする説が有力。
その名の通り当時までは苦い汁で、それが1,585年にスペインに持ち帰られて以降唐辛子に代わって砂糖添加されるようになり、現在に近い甘いチョコレートの原型となります。

 持ち帰られたカカオはスペイン人の手によってアフリカで奴隷を用いた大規模な栽培が行われるようになり、今日でも西アフリカは世界を代表するカカオの産地となっています。
チョコレートの材料となるカカオ豆と砂糖はいずれも高級品で、お金さえあれば誰でも買うことはできたものの、主に王侯貴族らによって長らく消費されました。

 以下は日本での定義。

 チョコレート(※1)乳製品を使用した
チョコレート
ミルクチョコレート(※1)準チョコレート準ミルクチョコレート
カカオ分(※2)35%以上21%以上21%以上15%以上7%以上
うちココアバター18%以上18%以上18%以上3%以上3%以上
脂肪分(※3)   18%以上18%以上
乳固形分 カカオ分と合わせて35%以上14%以上 12.5%以上
うち乳脂肪 3%以上3%以上 2%以上
水分3%以下
※1以下の条件を満たすものを特に「純チョコレート」「純ミルクチョコレート」とする。
なお「ホワイトチョコレート」は「カカオ分にココアバター以外を含まない純ミルクチョコレート」となります。
カカオマスとココアバター以外のカカオ分を使っていない。
ショ糖以外の糖類を使っておらず、ショ糖は全体量の55%以下。
ココアバターと乳脂肪以外の脂肪分を使っていない。
レシチンとバニラ系香料以外の食品添加物を使っておらず、レシチンは全体量の0.5%以下。
(純ミルクチョコレートのみ)乳脂肪は3.5%以上。
※2カカオマス、ココアバター、カカオニブ、ココアケーキ、ココアパウダーから水分を除いた合計量。
※3ココアバターと乳脂肪を含む。