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スケイルアーマー/スケイルメイル
Scale Armor(英)/Armure d'Écaille(仏)/Armatura a Scaglie(伊)/Schuppenpanzer(独)
Scale Mail(英)

スプリントアーマー/スプリントメイル
Splint Armor(英)/Armure de Plaques(仏)/Armatura a Placche(伊)/Plattenrock(独)
Splint Mail(英)

ラメラーアーマー
Lamellar Armor(英)/Armure Lamelles(仏)/Armatura Lamellare(伊)/Lamellenpanzer(独)
10〜20kg

 「スケイルアーマー」は「うろこの鎧」の意。
金属や皮、木などで作られたうろこ状の板片を、布鎧皮鎧の上に縫い付けたもの。
チェインメイルの上に縫いつけたものは特に「スケイルメイル」と呼ばれます。
うろこは上端のみを縫い付けているため、特に金属製のものは歩くと音がしてしまうという欠点があります。


 「スプリントアーマー」は「添え木(骨折部位などを固定する板)の鎧」の意。
金属や皮、木などで作られた長方形の板片を、布鎧皮鎧の上に縫い付けたもの。
板の両端を縫いつけたスケイルアーマー、または裏表逆のブリガンダインといったような構造をしています。
こちらもチェインメイルの上に縫いつけたものは「スプリントメイル」となります。

 この手法は特にヴァンブレイスグリーブのような、前腕やを守る防具を強化する目的で多用されました。
その場合の板は板片というよりも、添え木の名の通りパーツの全長をカバーするような長いものが用いられます。
日本の鎧の籠手脛当もこれに該当します。


 「ラメラーアーマー」は「板の鎧」の意。
板片(と)のみで組み上げられた鎧のことで、板の形状や組み方に特に決まりはありません。
組み上げた後で着衣などと結合するものも含まれ、日本の鎧のパーツの多くがこのラメラーアーマーとなっています。
ラメラーアーマーは通常、別の鎧の上から補強を目的として装着されます。
なお板片を個別に縫いつけているわけではないので、が切れると分解してしまう可能性があります。

小札日本のラメラー「小札


 これら補強鎧は古代から中世にかけて、ヨーロッパやアジアなど世界中で広く用いられました。