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クロースアーマー Cloth Armor(英)／Armure de Tissu(仏)／Armatura di Stoffa(伊)／Stoffrüstung(独) パデッドアーマー(／パッドアーマー) Padded Armor(英)／Armure Matelassée(仏)／Armatura Imbottita(伊)／Polsterrüstung(独) ギャンベソン／鎧下 Gambeson(英)／Gambison(仏)／Gambesone(伊)／Gambeson(独) サーコート Surcoat(英)／Surcot(仏)／Surcotto(伊)／Surcot(独) 1kg |
布製の防護服。
形状は国や時代により様々で、用途も鎧の下に着込むものと、鎧の上から着込むものの2つに大分できます。
下に着込むものは鎧というより厚手の服といった感じで、綿をキルティングされたタイプ(パデッドアーマー)ですと、厚手のコートや半纏、どてら、綿入れがほぼ同一のものとなります。
鈍器に対してはそれなりの防御力が期待できましたが、それ以外についてはほぼ無力です。
このタイプはその後鎧下(ギャンベソン)として、金属鎧から肌を防護(裂傷や放熱など)するために使われ続けました。
上に着込むものはサーコートと呼ばれ、金属鎧を着た兵士が各地に遠征するようになった、十字軍などの時代以降で用いられます。
陽射しの強い地方、特に砂漠などに赴く際は、剥き出しの金属鎧は焼けた鉄板と同じになります。
サーコートは、このような金属鎧の温度上昇を防ぐ目的で使用されました。
防御能力については皆無です。
これら以外では、魔法使いのローブやモンクの武道着なども、クロースアーマーと呼ばれることがあります。