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ニンフ
Nýmphe(希)/Nympha(ラテン)/Nymph(英)/Nymphe(仏)/Ninfa(伊)/Nymphe(独)

 ギリシア神話に登場する大型の精霊で、見た目もサイズも人間の裸婦(※)と思って相違ありません。
不死ではなく単に長命で、そのほとんどは樹、山、海などの特定の自然に棲み運命を共にするとされますが、に神の従者として存在する者もあります。

 ニンフはギリシア語で「花嫁(Bride(英))」または「新婦(Veiled(英))」を意味する言葉で、暗に適齢期の女性(※)を指します。
そのためニンフは、人々に様々な奇跡や恩恵を与える一方、女性の過度の性欲の象徴として、旅の男性を誘惑し取り込んだりするなど、危険なものも存在します。
一部男神も存在します。>>

 ニンフはこれら自然精霊の総称で、守護する場所や物により様々な種類が存在します。
海精オケアニド(Oceanid)。
海精ネレイド(Nereid)。
水(川)精ナイアド(Naiad)。
樹精ドライアド(Dryad)。
山精オレアド(Oread)。
森精アルセイド(Alseid)。
※峡谷(Glen)/木立(Grove)。
谷精ナパイア(Napaeae)。
など。