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アストラル
Astral(英)/Astral(仏)/Astrale(伊)/Astral(独)

 「の」の意。「アストラルプレーン(Astral Plane)」で「星々の世界(≒宇宙)」となります。
アストラルプレーンは死後の霊体が転生するまでの間に通過する場所と考えられており、ここには天使やその他の霊的存在が住まうとされます。

 ギリシアの哲学者であるプラトン(紀元前427〜紀元前347)とその弟子のアリストテレス(紀元前384〜紀元前322)は、星々が地水火風の四大元素とは異なる第五の元素「エーテル」から成ると考えました。
そして生物の精神(魂)も、このエーテルから成ると説明されます。

 アストラルプレーンは単に霊的な場所というだけではなく、知識の宝庫でもあります(アカシックレコード)。
この知識に触れることができるのが預言者や賢者であり、軌道から未来を予測する技術が占星術です。
 また儀式等によって精神を肉体から一時的に分離させ(≒幽体離脱)、アストラルプレーンを訪れるという方法も用いられます。これを「アストラル投射(Astral Projection)」と言います。
肉体から離れた精神は「アストラル体(Astral Body)」と呼ばれ、「幽星体」「星気体」などとも訳されます。

 アストラル投射は、現代で言う催眠療法による前世退行未来世療法とほぼ同等のものと思って良いでしょう。