[トップ][もどる]
大航海時代/発見時代
Age of Discovery(英)/Âge des Découvertes(仏)/Età delle Scoperte(伊)/Zeitalter der Entdeckungen(独)

地理上の発見
Geographical Discovery(英)/Grandes Découvertes(仏)/Esplorazioni Geografiche(伊)/Geographische Entdeckungen(独)

 航海技術の発達により、未知の土地とそこに至るまでの航路の探索が盛んに行われた時代。
正しくは「Age of Exploration and Discovery(探索と発見の時代)」で、標記以外に「Age of Exploration」とも略されます。
かつては日本でも「発見時代」「地理上の発見」などとそのままに訳されていましたが、あくまで探索者からの見方であるという観点から1,963年に「大航海時代」と改められました。

 現実世界においては主にスペインとポルトガルによって行われた航路開発で、具体的な時期については議論がありますが、概ね15世紀から長くて18世紀までとされます。
航海技術が発達したとはいえ、長期間の航海には壊血病などの問題もあり決して楽ではありませんでしたが、新たな土地や航路を発見することはそれだけの金銭的メリットがあったため、一般人に至るまでこぞって探索が行われました。

 発見した土地の住人が大人しく従順だった場合は自分らの思想、具体的にはキリスト教を布教し、友好的な貿易をする傍らで一部を国に連れ帰り奴隷として取引。
対して敵対的であった場合は、武力を以てこれを制圧するという方法が採られました。