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シャーマン/巫術師巫女(※)
Shaman(英)/Chamane(仏)/Sciamano(伊男)/Sciamana(伊女)/Schamane(独)

…女の巫術師神和ぎ神薙ぎ神凪
…男の巫術師。同上。
巫覡…男女問わず巫術を行う者。
巫子…正しくは男の巫術師。ただし巫女の異体字として用いられる例多し。
男巫…男の巫術師
巫女神子…女の巫術師
イタコ…女の巫術師。男の巫術師もいるがイタコとは呼ばない。

 トランス状態下で超自然的な存在と交信し、そこから預言などを得る者。
超自然的な存在とは精霊、神や悪魔といった存在のこと。
トランス状態とは脳内麻薬、薬物、アルコールなどによって五感や通常の判断、思考能力などが失われた状態のことで、後天的な訓練を経てその状態を作り出します。

 語はツングース語族エヴェンキ語で「呪術師」を意味する「Šaman」に由来すると考えられており、狭義ではそこシベリアの呪術師のみを指す言葉。
論者により北アジア全体(ロシア)、アジアのその他の地域、世界中の類似の職能もシャーマンとして認められます。

 超自然的な存在と交信する方法としては大別して以下の通り。
幽体離脱を行い、霊界など高次元にて情報を収集、帰還後自らの口で語る(→アカシックレコード)。
超自然的な存在を自らの体に憑依させ、彼らに直接語らせる。
幽体離脱せずにその場で超自然的な存在と対話、その言葉を翻訳し伝える。
これらも論者により、どれ/どこまでをシャーマンとして認めるかに違いがあります。