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ウォレスの剣
Wallace Sword(英)
168cm、2,700g

 スコットランド(イギリス北部)の英雄サー・ウィリアム・ウォレス(Sir William Wallace)が使用していたとされるクレイモア
スコットランドのナショナル・ウォレス・モニュメントに現物が保管されていますが、あまり質の良いものではありません。
なおウォレス本人が使用していたという明確な証拠はなく、2度打ち直されているために製作年代の特定も困難です。
もし本人のものだとすれば、1m98cm程度の大柄な人物だったと推測されます。

 ウォレスはイングランド(イギリス南部)の圧制からスコットランドを解放した立役者で、今なおスコットランドでは英雄として語られています。以下はその概略

 概要
1,296William le Waleysという盗賊の記録があるが同一人物かは不明。
1,297イングランドの圧制にスコットランド民衆が蜂起
イングランド軍を退けたことでウォレスは「サー(騎士)」の称号を得る。
1,298貴族の裏切りに遭いイングランド軍に敗北。
これによりウォレスはスコットランド王国守護官を辞職。
1,305買収された総督によりイングランドに身柄を引き渡され、惨殺
このことでスコットランド民衆の反感がより一層高まる。
1,307イングランド王エドワード1世崩御。
1,313イングランド王エドワード2世がスコットランド軍に敗北。
イングランドはスコットランドの支配権を失う。