クロスボウ/ボウガン(※)/弩/十字弓(/洋弓銃) Crossbow(英)/Arbalète(仏)/Balestra(伊)/Armbrust(独)/Nu(中) ※某日本メーカーが販売するクロスボウの商標名。 リピーティングクロスボウ/連弩/諸葛弩 Repeating Crossbow(英)/Arbalète à Répétition(仏)/Balestra a Ripetizione(伊)/Repetierarmbrust(独)/Chu-Ko-Nu(中) 60cm〜100cm、1,000g〜5,000g バリスタ/アーバレスト Arcuballista(ラテン) Ballista(英)/Baliste(仏)/Balista(伊)/Balliste(独) Arbalest(英)/Arbalète(仏)/Arbalesta(伊)/Arbalest(独) |
時期 | 種類 | 概要 |
紀元前6世紀 中国 | クロスボウ /弩 | ハンドルで弦を巻き上げ、素人でも強い張力を実現できる。 ただし30秒に1本と速射性に著しく欠ける。 |
紀元前5世紀 中国 | (カタパルト /投石器) | スリングの要領で岩を放る兵器。攻城戦用。 バリスタ(下記)との混同に注意。 |
紀元前4世紀 中国 | リピーティング クロスボウ/連弩 | レバーを起こすだけで自動的にボルトのセットまで完了できる。 2秒に1本と速射が可能だが威力が低く、毒の併用が不可欠。 |
紀元前421年 古代ギリシア | ガストラフェテス /腹弩 | 先端を地面に置いて逆方向から腹で押す。大きさも矢も長弓と同等。 手でレバーを引くよりも大きな力を蓄えられる。 |
紀元前399 古代ギリシア | バリスタ /アーバレスト | 地面に設置して矢や岩、火炎瓶などを放つ大型のクロスボウ。 分解したパーツを現地で組み立てて用いる。攻城戦用。 |
386年 古代ローマ | クロスボウ | クロスボウは狩猟用で、軍には一部の部隊のみという記述。 |
947年 フランス | クロスボウ | 戦争で使用された記述。 12世紀にはイギリスを除くヨーロッパ全土でロングボウと置き換わる。 |
14世紀初頭 スイス | クロスボウ | ウィリアム・テル(Wilhelm Tell(独)/William Tell(英))の伝説。 息子の頭上のりんごを射ったという弓の名手。架空とされる。 |