[トップ][もどる]
アルテミスの弓
Artemis Bow(英)/Arc d'Artémis(仏)/Arco di Artemide(伊)/Artemis Bogen(独)
Artemis' Bow(英)
Bow of Artemis(英)

アポロンの弓
Apollo's Bow(英)/Arc d'Apollon(仏)/Arco di Apollo(伊)/Apollon Bogen(独)
Bow of Apollo(英)

 ギリシア神話に登場する女神アルテミス、および男神アポロンら双子神が持つ金の弓矢と銀の弓矢。
アルテミスの弓矢は女性を苦痛なく殺すもの、アポロンの弓矢は男性を苦痛なく殺すものとされ、いずれも地上に大量に放つことでその土地に死と疫病をもたらすことができるとされます。

 アルテミスは当初狩猟の女神で、この頃の弓矢は黄金であるとされていましたが、後に月の女神セレネ(ローマ神話のルナ)と同一視されたことでそのイメージからか銀の弓矢に。
一方アポロンは当初牧羊と芸術の男神で銀の弓矢とされていましたが、後に太陽神ヘリオス(ローマ神話のソル)と同一視されたことで黄金の弓矢となりました。

 いずれにせよ金銀対となり特性も類似するこの2つの弓矢ですが、アポロンの弓矢はオリンポス十二神である鍛冶の神ヘパイストスが作製。
それを羨んだアルテミスがヘパイストスのしもべに当たる巨人族キュクロープスらに後に作らせたのがアルテミスの弓矢と、対で作られたものではありません。
形状はクレタ風の意匠とされており、絵画などでは概ねこれに従います。