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カルマ/業 Karman(サンスクリット)/Karma(ラテン文字転記)/Kamma(パーリ) |
サンスクリット語で「行為」の意。
ヒンドゥー教や
仏教などの、インド系の宗教に見られる
概念。
善行や
悪行は死んでも失われることはなく、現世のみならず、来世以降にもそれが影響するというもの。「
因果応報」「
自業自得」「
報い」「
果報」「
天罰」。
一般に
業という言葉は
悪行に対する罰として用いられることが多く、辞書によっては罰が「
業」、
報いが「
果報」とされていることもありますが、
果報は
業の一種であり、
業は悪いことも善いことも含んでいます。
業は自分のみならず、身内や子孫にも影響する場合があるとされます。
よって、例えば生まれつき何かしらのハンデを負っている場合、前世の自分の罪か、あるいは家族や
先祖の
罪が影響していると考えます。