マナ Manna(英)/Manne(仏)/Manna(伊)/Manna(独) Mana(ポリネシア諸語) |
候補 | 概要 |
Mennu | エジプトで「食料」を意味する語で、それ以上の意味はないとする説。 |
檉乳 | 砂漠など乾燥地に生息する落葉小高木「ギョリュウ」の樹脂。 太陽の熱で溶け、蜂蜜のように甘い性質を持つ。 しかし栄養学的に問題があるため、実際にこれを主食とすることは恐らく不可能とされる。 |
甘露 | アブラムシやカイガラムシの、虫体被覆物と呼ばれる分泌物。 糖を主食とするため、余分なそれ(+他の栄養素)を体外に排出したもの。 乾燥したそれは白い砂のような結晶になる。 特に上記ギョリュウの樹液を吸ったカイガラムシのそれと考えられ、現在の最有力説。 |
マンナゴケ | チャシブゴケ科の地衣類(菌類と藻類の共生生物)。 砂漠の風に乗って空から落ちてくることがあり、現地の人々の食料となっているもの。 |
ミナミシビレタケ | 幻覚キノコ(マジックマッシュルーム)の一種。古くから宗教的儀式に用いられる。 多幸感や充足感をもたらすことができる上、食欲減衰効果も得られる。 長期に渡る旅においてそういったものが必要だったという観点から。 |
イナゴ | 空から降ってくる食物という観点から。 |
マンナ | マメ科の多肉植物。その樹液。食欲減衰効果を持つ。 |