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バウンサー
Bouncer(英)/Videur(仏)/Buttafuori(伊)/Türsteher(独)

 「ある領域」から、「望まれない訪問客」を「強制的に排除する」目的で設置される私設警備員。
現在一般的には酒場やナイトクラブ、売春宿などがこれを設置しており、ケンカを始めた客や店のルールを逸脱した客を排除するのにあたっています。
その目的上荒事を行う必要があるため、警備会社などには頼らず私設という形を採ります。

 上記の例以外では例えば宗教施設の門番であったり、自宅の門番といった例が該当します。
これらは現在ではあまり見られないものですが、例えば古代ローマでは奴隷を自宅の門番として用いる例がよく見られました。

 なお日本語では「用心棒」という訳が一般に用いられますが、これは身辺を護衛するボディーガードを指す語であるため、あまり適切な訳とはいえません。
上記のように「門番」というのが近い概念となりますが、こちらも完全に一致するものではありません。