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ソードスタッフ/杖剣槍剣
Swordstaff(英)/Schwertstab(独)/Svärdstav(スウェーデン)
200cm、3,000g

 「Swordstaff」は中世スウェーデンの民兵(短期間の訓練を受けて軍事従事する一般人)に支給された武器。
両刃長剣に長柄を取り付けた構造で、古くなった剣を流用して容易作製することができ、敵騎兵に対する槍ぶすまとしては充分な性能を発揮しました。

 一方「Sword Staff」と表記した場合は同種の別の武器、大抵は日本の長巻(長柄の大太刀)を呼ぶ際に用いられます。
海外では2本の長巻柄頭(持ち手の終端)を合体させて1本の剣として用いる例が良く見られますが、由来は不明。
このタイプのものは日本では「両長巻」と呼ばれ、創作上の巨大ロボットの兵装などに見ることができます。
両長巻はお世辞にも使い勝手の良い形状とは言えず、史実上の実用武器としては実在しないものと思われます。