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スパンゲンヘルム Spangenhelm(独) ノルマンヘルム／ノーズヘルム Norman Helmet(英)／Casque Normand(仏)／Norman Casco(伊)／Norman Helm(独) Norse Helmet(英)／Norse Helm(独) Nose Helmet(英誤記) 1〜5kg |
北欧のバイキングらが使用していた兜。
古くは5世紀にはあったとされ、特にバイキングらの活動が活発だった8〜11世紀頃に彼らによって使用されました。
なおノルマンヘルムのノルマンとは、ノルマン人(ノルウェー人)のバイキングのこと。
形状には様々なバリエーションがあり、大分して
| ・ | スカルキャップのような、頭の上部のみをカバーするもの。 |
| ・ | これに、帽子の防寒用耳当てのような形の板金が両側面についているもの。 |
| ・ | グレートヘルムに良く似た頭部全面保護大兜。 |
ベースとなるボウルの上に細長い青銅の板金(Spangen(独))を鋲で貼り付けて補強していく作りで、この板金の数により上記の形状の差が生じます。
また、眉間および額にかけてＴ字状の板金が取り付けられているものが多いのが特徴です。