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レーヴァテイン(/レヴァンテイン/レーヴァンテイン) Lævateinn(古ノルド) |
北欧神話に登場するアイテム。
ロキが氷の国ニヴルヘイムの門の前で作製し、
炎の国ムスペルヘイムの長スルトの妻シンマラが9つの鍵で厳重に保管しているとされるもの。
黄金の
雄鶏ヴィドフニルを倒せる唯一の武器とされています。
「
teinn」は「杖」の意味で、「
Lævateinn」は「害をなす魔の杖」という意味になります。
今日ではレーヴァテイン=スルトの持つ剣というイメージが強いですが、どうやらこれは近年の日本の著書による影響のようです。
実際のところ、原典には前述の表記程度の記述しかなく、これらが同一のものであるという表現は一切含まれていません。
なおそのスルトの剣ですが、「太陽よりも明るく輝く
炎の剣」であり、世界を焼き尽くすほどの威力を持つとされます。
実際
ラグナロクにおいて、この剣により世界が焼き尽くされました。