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ホムンクルス Homunculus(ラテン)／Homunculus(英)／Homoncule(仏)／Omuncolo(伊)／Homunkulus(独) |
錬金術において作り出される、人工生命体。あるいはその作業そのものを指す言葉。ラテン語で「小さい人」の意。
中世の錬金術師パラケルススによって完成されたとされます。
フラスコに人間の精液と数種類のハーブ、馬糞を入れて密閉し、一定の温度で40日間醗酵させると人型の肉塊が生じます。
さらに40日間、毎日生き血を与えながら培養を続けると、フラスコに収まりきる小ささではあるものの、人間の子供の姿をした生命体となります。
これがホムンクルスです。
ホムンクルスは生まれながらにあらゆる知識を身につけていますが、生き血を与えるのを怠ったり、フラスコの外に出すなどすると死んでしまいます。