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終末もの/(ポスト・)アポカリプス
(Post-)Apocalyptic( Fiction)(英)/(Post-)Apocalyptique(仏)/(Post )Apocalittica(伊)/(Post)apokalypse(独)

 何らかの原因で技術と人類の大部分を喪失した世界(Apocalypse)を描いた作品。
文明崩壊の途中過程を描いたものと、その後(Post-)のサバイバルとを併せて「終末もの」と呼ばれます。
広義には遠い未来、異なる文明や人類が、失われた古代文明の施設や道具を活用するものも含みます。

 終末思想は神話の時代より存在し、語「アポカリプス」もそれに由来します。
創作物として盛んに用いられるようになるのは核兵器が使用される1,945年以降で、庶民の間で人類滅亡が有り得るものとして認識されたことによります。
その後の社会不安で人類の滅亡を期待する声が高まったことで、それ以前に書かれ野に埋もれていた作品の再評価も含め、このジャンルは支持されていくようになりました。