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戴冠式即位式
Coronation(英)/Sacre(仏)/Incoronazione(伊)/Krönung(独)

 王となる者に王冠被せ、新王として認める儀式。新王の就任式
キリスト教圏では、聖油を頭に注いだりもします。

 新王に王冠被せる役目は、高僧神官存命先王、高位の貴族などによって行われます。
王は神の血族であったり、神から権力を授かったとされる例が多かったため、戴冠式は宗教的な要素を多分に含んでいました。
近世以降は一国に多数の宗教が入り混じったり、それらへの配慮が叫ばれるようになってきたこともあり、戴冠式から宗教色を廃する国家が多くなっています。