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タルワール Talwar(インド・ヨーロッパ語族) 80cm〜120cm、1,000g〜2,000g |
インド亜大陸で開発され、ムガル帝国(1,526〜1,858年)で使われていた
曲刀。
具体的な使用範囲は
南端を除くインド、パキスタン、アフガニスタン、バングラディシュ、ネパールの辺り。
ペルシアの
シャムシールなど従来あったそれらの地域の
曲刀を元に改良されたもので、後のイギリスの
サーベルに影響を与えたとされています。
歩兵と
騎兵の両方で使用される万能武器で、現在のインド亜大陸で「剣」一般を意味する言葉にもなっています。
タルワールは従来の曲刀よりも幅が広く頑丈で、素材も良質な鋼である
ダマスカス鋼が用いられています。
片刃ですが先端のみ両刃という
擬似刀になっており、いくらかの例ではその先端部分が更に
幅広に作られ、その重量分だけ叩き斬る威力を強化されています。
柄にはサーベルのようなアームガードがついており、柄頭は
円盤とトゲでできています。
このトゲはピックの役割を果たし、敵と近過ぎたりその他剣としての使用が難しい時のサブウェポンとして使用されます。