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ステックヘルム/スティルヘルム
Jousting Helm(英)/Heaume de Joute(仏)/Elmo da Giostra(伊)/Stechhelm(独)
Tournament Helm(英)
カエル口の兜
Frog-mouth helm(英)/Heaume Crapaud(仏)/Bocca di Rana(伊)/Krötenkopfhelm(独)
7〜9kg

 1,400年頃〜1,500年代初頭のドイツで使用されていたジョスト(馬術槍競技)用の兜。「Stech」は「刺す」の意。
安全性優先の分厚い鉄板で作られた重い兜で、鎧に固定して用いることで落馬時の首へのダメージも回避します。
頭と連動して動くこともないため視界は横に広く作られており、その特徴的なスリットからカエル口の兜とも呼ばれます。
後期のタイプではこの口の部分がポットのフタのように開閉し、換気を行うことが可能です。