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カトラス/カットラス Cutlass(英)/Sabre d'Abordage(仏)/Sciabola d'Abbordaggio(伊)/Entermesser(独) 50cm〜60cm、1,200g〜1,400g |
15世紀のヨーロッパが
発祥の、
片刃の
曲刀短剣。刃先の1/3が
両刃となっているタイプ(
擬似刀)もあり、こちらは
片刃のものと比べてやや
幅広です。
本来は船乗りの日用品で、
雑用に使用されていました。もちろん、非常時には戦闘にも用いられます。これが転じて、
海賊用の常用武器となっています。
なお、姉妹品である陸上用の
帯刀は
ククリと呼ばれます(形状は全く異なります)。
なぜか
シミターと混同視されることが多いようなのですが、元々
船上の
雑用にと
考慮されているので長剣ではあり得ませんし、ヨーロッパの剣ですので、「アラビア風」という説明は明らかに間違いです。