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ブレスレット/腕輪
Bracelet(英)/Bracelet(仏)/Braccialetto(伊)/Bracciale(伊)/Armband(独)

 手首に装着する装身具
時代にもよりますが、主な素材は金属、プラスチック、ガラス、ゴム、宝石、石、革、紐、木、骨など。
「腕輪」という言葉から腕に装着する輪のようにも取れますが、そちらは「アームレット(Armlet)/アームリング(Arm Ring)」というものが別に存在し、「腕飾り」という訳語が用いられます。

 起源は紀元前5,000年頃のエジプトと見られ、宗教的役割、精神的安堵邪悪な力からの保護など、お守りのような用途で用いられていたと考えられています。
後にアクセサリとしても用いられるようになりますが、上記の考えは現代でもなお受け継がれ、お守りや健康グッズ、運気上昇のアクセサリなどとして広く流通しています。

 「Bracelet」は古フランス語で「腕飾り」を意味する「Bracel」に、「小さい」を意味する「-et」がついたものが語源。
なお、「Bras」で「腕」を意味します。

 ブレスレットは手首に巻くものであれば、形状や用途は特に問われません。
例えば腕時計や、遊園地や医療用の識別タグなどもブレスレットに含まれます。
変り種では、「Bracelets」と複数形で記述することで、「手錠」を表す俗語となります。
なお留め具のない、形状が安定しているタイプのブレスレットは、特に「バングル(Bangle)」と呼ばれます。