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シーサーペント/大海蛇
Sea Serpent(英)/Serpent de Mer(仏)/Serpente Marino(伊)/Seeschlange(独)
シードラゴン/海龍
Sea Dragon(英)/Dragon de Mer(仏)/Drago Marino(伊)/Seedrache(独)

 海洋で目撃される、細長い体を持った巨大な未確認生物を指す言葉。
正体が解明されたものも一部ありますが、大半は可能性を指摘されるだけに留まったり、虚言や見間違いであるのではと見られています。
古くはリヴァイアサンも、シーサーペントの一種とされます。

 ある特定の固体を指すものではないため姿形も様々ですが、その名の通り大蛇が基本的なイメージとなります。
目撃例によって、これに毛が生えていたり、コブがついていたりします。

 シーサーペントの正体としては、サメやリュウグウノツカイなどの巨大魚、ジュゴンやマナティーなどの海牛目の仲間、他にもクジラやワニ(に似た海棲爬虫類)、ダイオウイカ、巨大ウナギなどが候補として挙げられています。
生物以外では、小島や岩礁を見間違えたのではとするものもあります。

 ウナギはこれまでに1.84mの稚魚が見つかっており、この場合の成体は最大で35m超になる可能性があります。
創作物などでは「ウナギ目」を意味する「イール(Eel)」の名前で海龍が登場することがありますが、この場合ヤツメウナギ(ウナギ目には属さない)やワームのような姿で描かれることが多いようです。