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オーガ
Ogre(英)/Ogre(仏)/Orco(伊)/Oger(独)

 『長靴を履いた猫(Le Maître chat ou le Chat botté)』(1,697)に登場する人食い鬼で、ご当地フランス語での読み方は「オーグル」。
それ以前でも同様の怪物は様々な民間伝承に登場しますが、「人食い巨人オーガ」として定着したのはこの作品以降。

 語源はオーク同様「オルキュス」とするものを初めとして諸説あり、有力なものでは、勇猛果敢な戦い方でヨーロッパ人を恐れさせた、遊牧民オノグル族(Onogur)とするものもあります。

 各地の民間伝承を初めとして、『長靴を履いた猫』ではねずみ(豆?)に化けて猫に食われたりするなど、人間には及ばないまでも高い知能を備え、中には魔力を持つ者もいる特殊な巨人族として描かれます。
怪力については、言うまでもありません。