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ゴーレム
Golem(英)/Golem(仏)/Golem(伊)/Golem(独) |
ユダヤ教における人造人間。
神に近づこうとする目的で造られたもので、語源はヘブライ語で「原材料」を意味する「
Gelem」より。
Golemはヘブライ語で、「無形」「胎児」を意味します。
その材料は土や石が一般的ですが、無生物であれば何でも良いようです。
例えば死体から造られたタイプのゴーレムが、後に創作される『フランケンシュタイン』です。
ゴーレムには自ら会話する能力はないものの、簡単な命令であれば理解、実行することができるとされます。
当時のゴーレムは神の技術の
結晶でもあり、ゴーレムを使役する人間は神聖視されていました。
早い話が、現代で言うところのロボットのようなものです。
なお、のろまで不器用な人に対してゴーレムという言葉が使われることもあります。