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クリスタル
Crystal(英)/Cristal(仏)/Cristallo(伊)/Kristall(独)

 分子の配列がその構造を保ちながら、ある程度以上成長したもの。結晶。
一般的には宝石などの鉱物のものが連想されがちですが、その他にも金属結晶や、雪の結晶なども含まれます。
語源はギリシア語で「氷」を意味する「クルスタロス(Krýstallos)」より。

 なおクリスタルという言葉を、水晶やガラスの製品に対して用いる場合もあります。
また日本では、特に水晶そのものを指す言葉としての用法が多いようです(正しくはQuartz Crystal(石英の結晶))。

 鉱物結晶はその見た目の美しさから、一般的に宝飾品として加工されます。
またその神秘性から、お守りや健康グッズ、占いの道具といったようなオカルト方面でも利用されます。

 創作物ではそれらの他に、古代の情報記録媒体として登場する例も見られます。
ただしこれは現実的にも可能で、石英ガラスの板にレーザーを照射することで発生する気泡で情報を読み書きする技術が2,012年の日本で実際に確立されています。
2,014年現在でブルーレイディスクと同等の密度、100層構造、1,000℃の熱に2時間以上耐え、3億年のデータ保存が可能となっています。