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オープンワールド/箱庭
Open World(英)/Monde Ouvert(仏)/Mondo Aperto(伊)/Offene Spielwelt(独)
Free Roam(英)/Free-roaming(英)/Free Play(英)/Monde Libre(仏)

サンドボックス/砂場
Sandbox(英)/Bac à Sable(仏)/Sandbox(伊)(/Scatola della Sabbia(伊))/Sandbox(独)

 オープンワールドとは、コンピュータゲームにおいて移動的制限がなく、どこでも自由に進める仕様のこと。
マップの広さは問われないので、極端な例では1画面で完結しているようなものでもオープンワールドに成り得ます。
2016年現在で明確な定義はなく、どのような作品をオープンワールドとするかはメーカーやプレイヤーにより幅があります。
下記はその条件の例で、1つ以上含んでいればオープンワールドと呼ばれる可能性があります。

マップの切り替え処理が行われない。いわゆる「シームレス(縫い目がない)」。
マップの端。3Dでは暗黙的に必須。2Dでは許容される場合も多い。
建物の出入口。許容される場合が多い。
戦闘画面(エンカウント)。シームレスの条件としては必須だが、オープンワールドとしては稀に提案される程度。
全ての場所に自由に出入りできる。
依頼の達成や鍵の入手などが不要。ラスボスなど最終目的は許容される場合も多い。
過去に訪れた場所。都合上一部許容される場合も。
固定敵による通せんぼ。厳密に定義される場合に提案される程度。
次はどこに行くかなどの選択が自由。いわゆる「フリーシナリオ」。
ラスボスまでの直行含め全ての選択が最初から可能。厳密に定義される場合に提案される程度。
一本道ではない(ノンリニア)。近年では必須にされつつあるが、初期の作品では問われなかった。


 サンドボックスとは、決まった目的や攻略手順が存在しないゲームのこと。
「場所は提供するからあとは自由にやれ」というコンセプトから「砂場」と呼ばれている概念で、場合によってはゲームのクリアすら存在しません。
次はどこに行くかなどの選択の自由は必須で、新マップやルートの解放タスクなどもゲーム中には登場しません。
そのためオープンワールドと混同されがちですが、1つの世界で完結している必要がないなど別個に考えるべき概念です。