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オッドアイ/バイアイ/金目銀目
Odd-eye(英)/Bi-eye(英)/Yeux Vairons(仏)

虹彩異色症
Heterochromia of the Eye(英)/Heterochromia Iridis(英)/Heterochromia Iridum(英)
Hétérochromie(仏)/Eterocromia(伊)/Iris-Heterochromie(独)

 両目での色が異なること、またはの色がまだらになっていること。
単に「ヘテロクロミア(異色症)」だと本来皮膚の色のまだらも含みますが、通常虹彩異色症のみを指して言われる場合が多いようです。

 虹彩異色症遺伝子の関係、または胎内で正常に色素が作成されなかったことによる先天性のものと、事故や病気、手術による後天性のものとがあります。
先天性のものは白毛を持つ猫に多く見られますが、人間では10〜20万人に1人と少なく、特に色素の濃い日本人では発症していても気づかないことが多いようです。
 なお虹彩異色症の猫は、青目側に聴覚障害を持っている割合が全体の2〜3割に上りますが、これは遺伝的条件が重なることが多いためであり、虹彩異色症が直接の原因ではありません。

 オッドアイは現実、架空を問わず異才象徴として扱われることが多く、特に創作物ではそういった位置付けのキャラクターが好んで用いられます。