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魔女宗
Wicca(英)

 イギリスの魔術師ジェラルド・ガードナーが1,954年に発表した『Witchcraft Today』に記した古代の多神女神崇拝。その彼による解釈
魔女宗魔女の基となった信仰とされ、その教義や風習を現代に復興する目的で記されました。

 ただし彼自身はその宗教のことを「Witchcraft」と呼んでおり、それが「Wicca」と誤解されるようになったのは彼の造語「Wica(魔女宗信仰する男性)」と、下記「Wicca」が混同されたためと思われます。
それ以前で「Wicca」というと、ガードナー派のウィッチクラフト、およびアレクサンドリア派のウィッチクラフトを指す言葉として用いられていました。

 魔女宗では、満月または新月の日(29.53日に1回)をエスバット、2月2日、4月30日、7月31日、10月31日の年4回を大サバト、春分、夏至、秋分、冬至の年4回を小サバトし、これらを魔法的に重要な日として位置付けます。
現在「魔女集会」として知られているものがこれになります。
なお日本のお盆に相当する現在のハロウィンは、10月31日の大サバトの儀式集会が原型であるとされます。