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スカウト Scout(英)／Scout(仏)／Scout(伊)／Pfadfinder(独) |
「偵察」「斥候」のこと。
「偵察」とは「密かに情報収集すること」で、敵や地形についての情報を収集することを言います。
「斥候」とは「前線で敵を警戒すること」で、部隊の前線に立って進行方向の警戒を行います。
ただ中世風ファンタジーにおいては、上記と異なる性質のものが目立ちます。
恐らくは「スカウト運動」に由来するもので、森林でのサバイバル術や狩猟術に長けた職業を指して用いられます。
「スカウト運動」とはボーイスカウトで知られる活動のことで、前述の軍隊のマニュアルを青少年の育成に転用したプログラム。
その内容は森林での地形や位置の把握、キャンプの設営、手旗信号、救急治療、狩猟採集といったものとなっています。
余談ですが日本では狩猟を行うのに免許が必要であったり、社会通念や教育方針の違いなどから鳥獣の殺傷は行わず、釣りや仕掛け罠による魚の捕獲、果物や山菜などの採集、あくまで遊びとしての射撃練習などに留まります。