[
トップ][
もどる]
|
フォールド Fauld(英)/Beintaschen(独) 〜2kg(腰のみ)、〜5kg(腹部全体)
タセット Tassets(英)/Tassette(仏)/Scarsella(伊)/Bauchreifen(独) 〜2kgx2(〜3) トンレット/プレートスカート Tonlet(英)/Plateskirt(英) 〜7kg |
タセットは
プレートアーマーのパーツの1つで、
大腿部を保護するために用いられる板。日本の
草摺に相当。
右脚用と左脚用、時に股間用のパーツを合わせてセットで扱われます。
腰に装着する鎧パーツは古く古代ローマにも見ることができますが、
プレートアーマーのパーツとして登場するのは14世紀の末とされます。
タセットは一枚ものの金属板で作られるもの、「目」のように横長の板を縦に連結したもの、「田」のように小さな金属片を縦横に連結したものの3タイプが存在します。
一方、保護パーツが独立せずにスカート型や前開きスカート型になっているものはトンレットと呼ばれます。
しかし背面の防御はあまり重要ではなく、反面重量が増す上に座ることも困難になるためあまり人気はありません。
フォールドは
プレートアーマーの腹部パーツ。
胴体が1つのパーツでは体をかがめることができないために、胸部とは別のパーツとすることでそれを可能としています。
ブレストプレートのような短い胸部パーツと組み合わされる例(みぞおちより下)も少なくありませんが、どちらかというとへその下あたりに境界があって、タセットとセットで扱われる例が多く見られます。