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カラドボルグ/カラドコルグ
Caladbolg(古アイルランド)/Caladcholg(〃)

 アルスター伝説(ケルト神話の一。アルスター地方にまつわるもの)に登場する剣。
Calad(Hard:硬い、激しい)Bolg(稲妻/胴体(刀身))、Calad(同左)Cholg(刃)となり、つまり「硬い刃」「激しい稲妻」などの意。
片手剣が主流だった当時としては珍しい両手剣で、振ると虹のような大きな弧を描き、丘のさえも切り取ると言われます。

 ファーガス・マクロイを始めとして他何人かの英雄らがこれを振るったとされるものの、いずれもどのようにして手にしたのかなどの経緯は不明。
なおカラドボルグはカレドヴルフ(Caledfwlch/Caledvwlch:硬い切っ先)の語源と言われ、すなわちエクスカリバーの名前の由来である可能性が指摘されています。