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井戸 (Water )Well(英)/Puits( à Eau)(仏)/Pozzo(伊)/Brunnen(独) |
地下資源(主に水)を
汲み上げるため、または川の水などを
溜めておくために掘られた穴。
紀元前8,500〜7,000年のシリア北東部のテル・セクル・アルアヘイマル
遺跡の井戸が、
浄水目的では世界最古と見られています(2,009年3月現在)。
水を汲み上げる方法には、
釣瓶式やポンプ式などがあります。
釣瓶式は
桶を投げ入れて手動で引き上げる方式で、手押しポンプが
普及するまで(日本では1,900年頃、特に量産型が開発される1,919年頃まで)用いられました。
手押しポンプは電動ポンプ以前の井戸装置としては最も一般的なもので、レバーを上下に動かすと水が出る仕組みです。
手押しポンプが発明された
詳細な時期は不明ですが、遅くとも1,600年代には既にあったものと思われます。
1,900年代中頃以降は電動ポンプが主流になり、その後の水道の
普及で井戸自体が生活とは
疎遠になります。
味が良いため飲料水として用いられることもありますが、
衛生面の問題もあり
認可されているのはごく一部です。
しかし手動の井戸は、現在でも
災害発生時の
水源として
重宝されています。