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ウィングドスピア Winged Spear(英)/Lance à Ailerons(仏)/Lancia ad Alette(伊)/Flügelspeer(独) Lugged Spear(英) 150cm〜200cm、2,000g〜3,000g |
9世紀の北欧、フランス(カロリング)、イギリスなどで用いられていた
槍。
一般にバイキングが起源とされますが、実際のところは不明。
ウィングドスピアは刺さりすぎを防止するための突起(
Lug)を穂の根元に設けた恐らく初の
槍で、左右対称に設けられたその翼のような形状からそう呼ばれます。
以後中世の
槍でこの仕様は
継承され、様々な
亜種が生まれていくことになります。
突起は穂に設けらており、柄ではない点に注意。この特徴的な穂先は「カロリングタイプ」と呼ばれます。
なお『Final Fantasy』などに「ウィンドスピア」という似た名称の
槍が登場しますが、この「ウィングドスピア」がそれらの元となっているかは不明。
どちらにせよ間違えやすい名称なので、創作物などで使用の際は正しく想定した方を用いるよう注意してください。