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フィランギ
Firangi(ペルシア)
90cm〜140cm、1,200g〜2,500g

 ヨーロッパの剣を参考に作られたインドの騎兵用直剣。柄頭の部分にツノがついているのが特徴。
16世紀から用いられていたと見られ、1,858年まではその使用が確認されています。
Firangi」は「西ヨーロッパ」を意味する「フランク(Franc(古仏)/Frank(英))」から来ており、語「フィランギ」は現在「(白い)外国人」を意味する蔑称としても用いられています。

 フィランギは通常片刃の片手直剣ですが、両刃の直剣タイプも存在します。
いずれの場合でも刃のシルエットは左右対称で、両刃の直剣のような外観をしています。
そのため斬るだけでなく、突くのにも適しています。